プロボクシングのWBC世界バンタム級王者長谷川穂積(28=真正)が、12月18日に行う10度目の防衛戦(神戸ワールド記念ホール)の対戦相手が変更された。20日に発表されたエリック・モレル(プエルトリコ)に過去の犯罪歴が判明し、入国不可の可能性が浮上。挑戦者は同級12位のアルバロ・ペレス(ニカラグア)に変わった。

 長谷川は「モレルは名前のある選手やから、やってみたかったけどね。こいつはこいつで、いいですけど。誰が相手であろうと勝つだけです」と話した。23日まで6日間、神戸市内で下半身強化のキャンプを行い、この日はミット打ちなどで汗を流した。28日からスパーリングを開始する予定。