ワタナベジムの2選手が、9月20日にさいたまコミュニティアリーナでダブル世界戦を行うことが決まった。6日、都内で会見が行われ、WBC世界スーパーフライ級1位河野公平(ワタナベ)と同級2位トマス・ロハス(メキシコ)との王座決定戦が、WBA世界スーパーフェザー級王者内山高志(ワタナベ)の同級5位ロイ・ムクリス(インドネシア)とのV2戦と同日に行われると発表された。

 08年9月に前WBA世界スーパーフライ級王者名城信男(六島)に判定負けして以来2度目の世界戦に、河野は「世界戦はもう来ないんじゃないかと思っていた。今までの悔しさはこの日のためだったと思えるように全力を尽くします」と気合十分。会見を見守った父豊蔵さんは「ここまで来たらやるしかない。自分を信じて、スタイルを信じて、突き抜けてほしい」と期待していた。