<新日本:G1クライマックス開幕戦>◇6日◇東京・後楽園ホール◇観衆1900人

 昨年準Vの中邑真輔は、永田裕志の執念の前に屈した。得意技のボマイエも要所で2度かわされ、最後は17分43秒、バックドロップホールドで3カウントを奪われた。中邑は「気にはするよね?

 初戦黒星なんて初めてじゃない?」と少し動揺した様子を見せつつも「昨日までギリギリ心配していたコンディションも、今日動いてみて悪くないかなって思った」と、巻き返しに意欲を見せた。