<ノア:東京大会>◇5日◇日本武道館◇8600人

 GHCジュニアヘビー級選手権試合は、挑戦者の鈴木鼓太郎がシングル初戴冠を果たした。金丸の猛攻を切り抜けると、エルボーを連発。最後は14分49秒、タイガードライバーで仕留めた。昨年6月、師匠三沢光晴さんが亡くなって以降、フィニッシュ技として使うようになったタイガードライバーでベルトを奪った鈴木は「これからも気持ちで一発一発いきたい」と決意。昨年12月に左ひざ前十字靱帯(じんたい)を断裂し、今年8月28日の後楽園大会で復帰したばかりだが「これからが大事。誰の挑戦でも受けるつもりです」と、ノアのジュニアを引っ張る覚悟をみせていた。