ボクシングの元世界2階級王者・井岡弘樹氏のおいで、日本ライトフライ級前王者の井岡一翔(21=井岡)が11日、大阪市内のホテルで会見し、世界初挑戦を発表した。2月11日に神戸ワールド記念ホールで、WBC世界ミニマム級王者オーレドン・シッサマーチャイ(タイ)と対戦する。

 プロ7戦目となる井岡は、ライトフライ級から階級を1つ下げての挑戦になる。プロ7戦目で世界新王者に立てば、辰吉丈一郎と名城信男の8戦目を抜いて国内最速の世界王座奪取となる。

 井岡は「ずっと世界王者になりたかった。7戦目で絶対に勝ちたいという気持ちもありますし、高いモチベーションで臨む。世界王者になるだけでなく、いいパフォーマンスをして、ボクシング界を盛り上げるきっかけにしたい。誰からも愛されるチャンピオンになります」と話した。