<新日本:東京大会>◇30日◇後楽園ホール◇2005人

 IWGPヘビー級王者棚橋弘至(34)が、2月20日の宮城大会での初防衛をファンに誓った。全試合終了後、真壁刀義との次期挑戦者決定戦を制した前王者小島聡とリング上で対峙(たいじ)。小島がリングを降りると、超満員のファンに「このベルトを小島選手が巻くことはない。なぜなら、俺の進化が止まらねえからだ」と言い切った。この日は後藤洋央紀と組んで、内藤哲也、高橋裕二郎組と対戦。パートナーの後藤が内藤のスターダストプレスに屈した。それでも、王者としての自信は失っていない。「俺はこのベルトに一生の愛を誓ったんだ」。チャラ男らしい言葉で、長期防衛を宣言した。