27日(日本時間28日)にブラジルでUFCミドル級王座に挑戦して敗れた岡見勇信(30=和術慧舟會東京本部)が30日、米国経由で帰国した。同級王者アンデウソン・シウバ(36=ブラジル)に2回TKO負けを喫した岡見は「1ラウンドの時、打撃の距離感が合うなと思い、それが隙になってしまった。自分の甘さがあったと思う。たくさんの応援やサポートがあったのに申し訳ない」と悔しそうな表情をみせた。

 今度もUFCミドル級戦線で再び日本人初のUFCタイトル奪取に向け、チャンスを狙っていく方針だ。またタイトル戦後、UFCダナ・ホワイト社長からも「いい試合だった。次に向けて頑張ってほしい」と激励されたという。