<アイスリボン>◇23日◇後楽園ホール◇観衆710人

 団体創成期から活躍してきた中学3年生のりほ(15)が、アイスリボンを笑顔で退団した。

 小学3年生でデビューし、アイスリボンの愛されるキャラクターとなったりほ。しかし、団体創設者のさくらえみが今年1月に退団。悩みぬいた末に、師匠でもあるさくらと合流する道を選んだ。

 卒業マッチの対戦相手となったのは、同じくアイスリボンの初期から苦楽を共にしてきた希月あおい。試合終了間際に旋回式ダイビングボディプレスからの片エビ固めで敗れ、最後の試合を白星で飾ることができなかったりほだが、希月と抱き合って笑顔を見せた。「これが終わりじゃなくて、新たなスタートだと思います」と語ったりほ。今後はさくらが主催する「我闘雲舞」に参加する。