ボクシングのIBF世界ミニマム級王者高山勝成(31=仲里)が1日、WBO同級王者フランシスコ・ロドリゲス・ジュニア(21)との敵地メキシコでの2団体王座統一戦(9日=日本時間10日)へ向けた国内練習を打ち上げた。

 この日は、大阪市内の仲里ジムで、ミット打ち4ラウンド、マスボクシング4ラウンドなどで汗を流した。既にWBC、WBAのベルトも獲得している高山にとって、今回勝てば日本初の4団体制覇となる。

 調整も順調で「体重はリミットまで残り400グラムくらい。コンディションはいい」ときっぱり。敵地での戦いだけに「KOで勝つのが一番分かりやすいけど、判定になっても誰が見ても勝ったと思われるように圧倒したい。1回からフルギアでかっ飛ばすようにやりたい」と、攻撃的なゲームプランを口にした。