昨年大みそかの3大世界戦で9度目の防衛に成功したWBA世界スーパーフェザー級王者内山高志(35=ワタナベ)が14日、同ジムの渡辺均会長(65)WBA世界スーパーフライ級王者河野公平(34)WBA世界ライトフライ級王者田口良一(28)とともに浜野健品川区長を表敬訪問した。

 最初に世界タイトルを奪取した10年、12年と3度目の訪問となる内山は「来る度にチャンピオンが1人ずつ増えている。次に来るときは4人ぐらいになっていれば。ジムも活気があっていい」とうれしそうに話した。初防衛に成功した河野は「チャンピオンでいてよかった」。記念のボクシンググローブを区長にプレゼントした田口は「今までと違ってほとんど毎日祝勝会。日本王者のときと100倍違う」と環境の変化に戸惑いを隠せない様子。浜野区長は「品川に3人の世界チャンピオンがいるのは区の誇り。品川のためにも頑張って欲しい」と激励した。