ボクシングのトリプル世界前哨戦(25日、大阪・大阪府立体育会館)の記者会見が23日、大阪市内で行われた。会見には前WBCフライ級王者で元2階級制覇王者の亀田興毅(23)、WBA同級王者で弟の大毅(21=ともに亀田)、WBC世界ライトフライ級11位井岡一翔(21=井岡)の3人が出席した。

 元世界2階級王者井岡弘樹氏のおいで高校6冠王の一翔は、世界戦につながる試合にすると誓った。「コンディションもばっちり。印象を与える試合をしたい」と意気込んだ。今回のアルコイ(フィリピン)戦がプロ5戦目。辰吉、名城が持つ世界獲得の国内最短記録(8戦目)更新に期待がかかるが「必ず最短で取りに行く自信がある。納得いく試合をして次に世界戦に照準を合わせたい」と力を込めた。