プロレスラー蝶野正洋(47)が12日、東京・日比谷公会堂で行った警視庁などが主催した「少年の健全育成をめざす全都大会」で講演した。今年3月に警視庁少年非行防止ポスターに起用された蝶野は、都内の中高生、保護者など1840人を前に「夢の現実と挑戦~あきらめない心」というテーマで、何度も挫折を味わいながらプロレスを通じて夢を追い続けてきた大切さを伝えた。「若者が健全に楽しめるように、家族や地域の人が子どもに目を向けることが大切。よいことをしたらほめて、悪いことをしたらしかって」と話した。