日本ボクシングコミッション(JBC)未公認のWBO世界フェザー級12位の山口賢一(31=ALA)が14日、大阪市内で会見し、23日にメキシコで同級王者オルランド・サリド(メキシコ)に挑戦すると発表した。日本人がWBO世界王座に挑むのは初めて(統一戦は除く)。02年プロデビューの山口は日本未公認のWBOとIBFの王座獲得を目指し、09年5月にJBCへ引退届を提出。試合2週間前の10日に決まった一戦にも「いつチャンスが転がってきてもいいように、普段からやっていたので大丈夫。日本人が持っていないベルトに価値があると思う」と気合を込めた。