好調な新日本が攻めに出る。6日、都内で行われた親会社ブシロードの「7周年

 7大プロジェクト発表会」に菅林直樹会長、棚橋弘至(36)が出席。来年5月25日に11年ぶりの横浜アリーナ大会を開催すると発表した。菅林会長は「来年は試合会場をより大きな会場に戻していく計画をしており、横浜アリーナが第1弾」と説明。恒例となった1月4日の東京ドーム大会に次ぐ大規模な大会となる。

 同会場では、90年にアントニオ猪木のデビュー30周年記念大会、00年には引退していた長州力が大仁田厚と電流爆破デスマッチで現役復帰戦を行うなど、90年代から00年代前半にかけビッグマッチが頻発。プロレス人気の下降とともに、03年を最後に遠ざかったが、好調な観客動員を背景に復活を遂げる。

 03年大会にも出場していた棚橋は「この11年をかけて、新日本プロレスは力を付けてきた。横浜アリーナで十分戦える戦力があります。全力で盛り上げたいと思います」と力を込めた。この日行われた東京・後楽園ホール大会でも発表され、会場のファンから大歓声が上がった。