ボクシングのWBC世界バンタム級王者山中慎介(31=帝拳)が18日、来月22日に行われる7度目の防衛戦に向けて招いたフィリピン人選手と、都内のジムで6回のスパーリングを行った。V7戦で戦う同級1位スリヤン(タイ)と同じく前に攻めてくるファイタータイプで、初めて拳を交えた。得意の左に加え、右のジャブ、ボディーで効果的に攻め込んだ。「涼しくなってきたので、疲労感もない。中間距離でフックをもらわないことを意識した。動きは悪くない」と話した。