内藤がフルラウンドスパーで世界リハ完勝

 WBC世界フライ級王者の内藤大助(33=宮田)が「世界戦リハーサル」を成功させた。前王者ポンサクレック戦(3月8日・両国国技館)の15日前の22日、試合と同じ12回のスパーリングを敢行した。世界戦のゴングと同じ午後8時前から開始。日本ランカーら3人相手に、試合前では最初で最後のフルラウンドをこなした。減量中でもスタミナは切れず、手応えをつかんだ。

 内藤は得意の右ストレート、ボディーを的確にたたき込んだ。「減量中なのに、これだけ動けて良かった」。最後まで足は止まらなかった。昨年11月からマラソンの小出監督の門下生でもある野木丈司トレーナー(白井・具志堅)とマンツーマンで鍛え上げてきた。先月下旬のフィリピン合宿からのスパーリングも70ラウンドは超えた。

 試合まであと15日。10万5000円のアリーナSRS席、5万2500円のアリーナRS席が完売するなど、本番ムードも徐々に高まってきた。「あとはいかに調整するか。ポンサクレックは強いですから。絶好調でくると思いますしね」。リングに上がるまで、余念なく準備し続ける。[2008年2月23日8時59分

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