ものまねタレントのコロッケ(55)の次男、琴滝川(19=佐渡ケ嶽)が引退したことが7日、分かった。昨年春場所の入門後からけがに悩まされ、序二段56枚目だった初場所の7番相撲で大瀬海(阿武松)を破った際、右肩を脱臼。治癒に予想以上に時間がかかり、春場所も全休していた。精神的負担も大きくなり、先月23日に引退が受理された。師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)は「リハビリも一生懸命やっていたけど、骨が欠けていて肩も上がらず落ち込んでいた。もっと早く(番付を)上がれるとも思っていたと思う。乗り越えてほしかったけど、こればかりは仕方ない」と残念そうに話した。

 また、今場所から国籍変更して角界初のインドネシア出身力士となった琴安倍(15)も、私情により引退した。