役員待遇委員の貴乃花親方(45=元横綱)は、弟子の十両貴公俊が付け人に暴行した翌日の9日目から、3日連続で長時間役員室に滞在した。午後2時ごろから3時間余り、出勤した。

 この日から弟子で部屋頭の貴景勝が休場し、全治6週間と診断されたことを受けて「今場所は無理です」と、再出場がないことを明言した。続けて「(本人は)出ると言っていましたが、足の腫れがひどいので。以前にも同じ症状があったが、だましながらやっていた。今場所はちょっと腫れがひどい。完治させないと」と説明した。貴景勝の巡業参加についても「休ませていただきます」と話した。