EXILEのフィジカルトレーナー、吉田輝幸氏が、正しい体の使い方を伝授する「EXILEエクササイズ」。第7回は、「腰痛」にスポットをあてました。日刊スポーツ編集局文化社会部のホープ細江純平記者は、23歳にして早くも腰痛持ち。原因を探ると、投手だった学生時代に無理なフォームで投げ続けた蓄積と判明しました。体がガチガチだった笹森文彦記者、柳田通斉デスクに比べ、体の柔らかさを意味する「可動性」は抜群でしたが、「安定性」に問題がありました。

 日刊スポーツがPCPへ送り込んだ3人目の刺客は、元甲子園球児の細江記者です。愛工大名電3年夏に左腕エースとして甲子園に出場しました。笹森記者、柳田デスクという中年の後だけに、吉田氏も身を乗り出しました。

 吉田氏

 おっ、今回はフレッシュな若手ですね。

 細江記者

 細江です。お手柔らかにお願いします。

 吉田氏

 はい。お願いします。さて、これまでケガしたことはありますか?

 細江記者

 大学2年の春に腰を痛めて…。以来、ずっとヘルニアです。芸能取材で張り込む機会も多く、立ちっぱなしは正直つらいです。原稿も、同じ姿勢のままで座って書くので痛くなります。デスクに怒られると、痛みが倍増するんです。

 吉田氏

 わははは。この腰痛は、手術をすれば別ですが、一生治らないので、付き合っていくしかないですね。椎間板自体は1度つぶれたら戻ってこないのですから。ただ、食い止めることはできます。腰が痛くなる人には必ず原因があります。それを探っていきましょう。

 第7回<2>につづく。【取材・構成=山田準】