EXILEのフィジカルトレーナー、吉田輝幸氏が、正しい体の使い方を伝授する「EXILEエクササイズ」。24回目の今回から「マラソン編」に入ります。吉田氏が運営する「PCPセンター」に勤務する美人トレーナーの篠塚千夏さんは、フルマラソンで4回完走している市民ランナー。吉田氏は、篠塚さんのフォームをチェックするにあたり、正しく体が使えてこそ、正しいランニングフォームが身に着くという基本理念を分かりやすく解説しました。

 吉田氏

 マラソンのフォームにも、正しい姿勢とか正しい動きが根底にあります。フォームを正しくして走った方がいいということは、皆さん分かってると思う。正しい走り方は、いろんな書籍やインターネットを見てもらえればいいんですけど、それだけではないんです。正しく体が使えれば正しいフォームにもなりやすい。正しい動きができれば、正しい姿勢にもなっていく。マラソンというと、とにかく走り込みとか、スタミナとか思いがちですけど。1歩ワンクッション置いて、自分の体が正しく使えているかどうかを今回からマラソン編でやらせていただきます。自分でもチェックしながらやっていくと、より効率のいい練習ができると思います。楽しく走れますし、それが最終的に自分のタイムの短縮だったり、自分の目標により近づいていくことになります。

 ここで、正しく走るための具体的なテスト&トレーニングに入る前に、実際に篠塚さんに外で走ってもらいました。

 吉田氏

 いいですね!

 一同

 皇居の周りとか走っている人を見ても、なかなか格好いいと思えるフォームのランナーはいないけど、篠塚さんは格好いい!

 素晴らしいですよ。

 篠塚さん

 もともと走り方が良くない方で、骨盤がちゃんと使えてなかったんです。それで吉田さんのレッスンを受けるようになって。走ってると腰が落ちてきたけど、トレーニングをし始めて、その辺が安定してきたのかな?

 吉田氏

 僕的には楽しくないな。この仕事は、悪いとこ探しをするのが楽しいんですよ。篠塚さんは、悔しいけど悪いところがなくて…。その意味で、日刊の笹森さん、柳田デスク、細江記者は(悪いとこが多く)楽しくて仕方なかったな~。

 一同

 大爆笑!

 次回は、正しく走れるための姿勢のチェック&トレーニングを紹介します。マラソンフォームは満点だった篠塚さんに対しても、吉田氏が得意とするダメ出し連発となるか、こうご期待。

 第24回おわり。【取材・構成=山田準】