日本海積丹町の幌武意沖はこの時期、沖五目が盛んだ。引きの強いソイ類を狙って、1月30日に出掛けた。シマゾイが好調で、30~47センチが1人5~23匹。ほか30~35センチのマゾイが同4~8匹、28~50センチのクロゾイが同5~30匹。ガヤも良型で27~30センチが同3~5匹と上々の釣行だった。

 午前6時30分、幌武意漁港から第38浜丸(長内春樹船長、【電話】0135・45・6169)に5人が乗船し、水深40~100メートルラインに向かった。前浜から水深100メートルのポイントは魚種が多く、この日はシマゾイが好調。エサはオオナゴやイカで、水深40~55メートルを狙うと次々に釣れ、ダブルやトリプルも。特にSサイズのオオナゴのアタリが良く、47センチの大型が釣れた。潮の流れが速く何度もポイントを流しながら、マゾイや大型ガヤもヒットした。

 水深100メートル前後に移動後は、クロゾイ中心に釣れた。50センチ前後の大型が多く、仕掛けによっては中型も。深場とあってヤナギノマイやホッケ、根ボッケも上がった。最後に水深50メートルの近場でガヤやホッケ、マゾイ釣りを楽しんだ。シマゾイ23匹に大型マゾイとクロゾイを釣り上げた小樽市の和田謙一さん(43)は「クーラーが満杯で、大満足です」と笑顔。長内船長は「ソイ類は好調で、ポイントが多く今後も続く」と話しており、ますます期待が膨らむ。【リポーター・竹鼻雅己=62】