パドレスのダルビッシュ有投手(37)は、5回3安打無失点1四球5奪三振と粘り、今季2勝目(1敗)を挙げた。日米通算200勝まで、あと「2」と迫った。

立ち上がりの初回、先頭に二塁打を浴びたものの、後続を冷静に仕留めて無失点でスタートした。2回、3回、4回はいずれも走者を許しながら無失点。5回は3者凡退に打ち取り、首の張りからの復帰後2戦目でもあり、83球でマウンドを譲った。

防御率は2・94。

試合後は「前回よりコントロールは良くなかったですけど、力はありましたし、体も元気だったので結果につながってよかったです」と、淡々と振り返った。

両軍無得点で迎えた6回、パドレス打線が打者10人の攻撃で一挙6点を奪い、ダルビッシュに勝利投手の権利が発生。継投で逃げ切ったパドレスは、勝率5割に復帰した。

古巣シカゴのマウンドについて、ダルビッシュは「やっぱり慣れているので、景色とかもずっと慣れ親しんでますし、音楽とかそういう意味で、居心地がいい部分はあると思います」と、穏やかな表情で話していた。

【動画】ダルビッシュ有、手元でエグい変化!88マイルのスライダー>>