ジーコジャパン、混乱の中国から帰国
北京で7日に行われたサッカーのアジア杯決勝で、地元中国を破って2連覇を果たした日本代表が8日、成田着の航空機で帰国した。ジーコ監督は「逆境に耐え困難を克服できた。セットプレーで相手に脅威を与えられるようになった」と、上機嫌で成果をアピールした。一部の選手は大阪、名古屋着の別便で帰国した。北京では8日未明まで、敗戦に怒った中国人観衆約1000人が日本代表が宿泊するホテルを取り囲むなど混乱が続いたため、警察当局は一行が出発するまでホテル前の道路を封鎖。選手が乗ったバスはパトカーに先導されて空港に移動した。
中国政府は決勝前日の6日、大会は「成功した」との認識を示したが、7日の試合後、数千人のサポーターが「日の丸」を焼いたり、日本公使の車両に投石した行為は中国観衆の「文化程度の低さ」(中国オリンピック委員会幹部)を国際社会に露呈した。8日付の京華時報が「観衆10人が警察に拘束された」と伝えたが、各紙は「観衆は速やかに帰途に就いた」と平穏ぶりを強調した。
[2004/8/9/00:03]
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