欧州リーグ(EL)の準決勝第2戦の2試合が9日(日本時間10日)に行われ、アタランタ(イタリア)がマルセイユ(フランス)を下し、初の欧州大会での決勝進出を決めた。

アウェーでの第1戦を1-1で引き分けていたアタランタは、前半30分にFWアデモラ・ルックマンが左からDFをかわしてゴール右下に決めて先制すると、後半7分にはルックマンとのワンツーからMFマッテオ・ルッジェーリが決めて2点目。同アディショナルタイムにはFWエル・ビラル・トゥーレが左から持ち込んで3点目を挙げ、2戦合計4-1でファイナルに駒を進めた。

「UEFA.com」でアタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は「特別な試合で、選手は最高の形でプレーした。決勝戦は我々のようなチームにとっては本当に素晴らしい、歴史的なイベントになるだろう」とコメントした。

マルセイユはFWピエール・エメリク・オバメヤンが準決勝終了時でトップとなる10ゴールを挙げる活躍を見せたが、最後は沈黙。涙の敗戦で姿を消した。

決勝は22日(日本時間23日)にダブリン・アリーナ(アイルランド)で行われる。