地元の大将格、吉田拡郎(33=岡山)が初戦の8R、1Mでターンマークに激突、落水した。減点も取られる苦しいスタートとなった。

 ピットでは右足を引きずる姿も見られた。「この程度のケガで済んでよかった」と気持ちは前向きにメーン12R選抜戦に臨んだ。4カドから伸びる井口佳典に対し、インから伸び返して人気に応えた。足は中堅上位。ただ「事故点が高くなってしまって…。スタートもびびってます」と弱気な発言も。吉田にとって、事故点が最大の敵になってしまった。