オート業界初の「ミッドナイトオートレース」が16日、飯塚で開幕した。

 8車立の6R制。17日と18日の最終6Rは午後11時30分に出走する。騒音対策として川口ナイター開催で使用された消音マフラーを装着。現行のマフラーよりも最大90%の音量削減効果が得られている。

 レースはしゅるしゅると低い音が変わることなく6周続いて行われた。消音マフラー経験組で、オープニングを飾った滝下隼平は「調整は慣れると現行マフラーと一緒。Sはいつもより(回転が落ちるので)噴かさないと」と話した。「(低い音を聞いての)調整が難しい」、「調整の方法が違う」との声も出た。

 無観客に関しては「レース中はスタンドを見ないけど、試走の入りでスタンドを見ると寂しい」の声が圧倒的だった。