高木真備(23=東京)はただいま絶好調。今年2戦目の奈良から5場所連続で完全Vを達成している。しかも、15走中、バック先制が12回と積極的なレースに徹しての内容だ。昨年、後半にリズムを崩したが「セッティング、シューズ、それに気持ちの入れ方を変えてよくなりました」と好調の要因を話した。

 今節は強化指定選手の小林優香を筆頭に奥井迪、児玉碧衣と果敢な同型との対戦だ。ここでもバック先制へのこだわりを聞かれると「このレースでB(バック)はいりません。G(ゴール)だけ取れればいい」と、内容よりも結果を重視する。