モスクワで開催されていた陸上の世界選手権に出場していた男子マラソンや、男女短距離陣が20日午後、成田空港に帰国した。

 男子マラソンで、99年セビリア大会から続く日本勢の連続入賞を「8」に伸ばした中本健太郎(30=安川電機)は「またしっかり世界と戦えるように取り組みたい」と話した。

 現地には玲子夫人(24)も応援に駆けつけた。福岡に戻れば、1歳の長男理久くんも待っている。「また帰って話をすると思いますが(愛妻には)応援ありがとう、と言います」と、感謝の気持ちを口にした。

 今後は、11回のマラソンで、まだ経験していない優勝と、2時間7分台以上の自己ベスト更新を目指す。