全英オープン(16日開幕、ターンベリー)を中継するテレビ朝日が、3台の石川専用カメラを導入することが6月30日、分かった。石川遼(17=パナソニック)の全ラウンドのプレーはもちろん、コースに入ってから出るまでを完全密着。スタッフも例年の2倍の60人態勢で、17歳の2度目のメジャー挑戦を追うことになった。

 同局の北村和之プロデューサーは「コースの入りから完全密着したい」と話した。昨年まではウッズら外国人選手を中心にした中継だった。日本人選手は上位に進出しない限り、専用カメラが付くこともなかった。だが、自力でメジャー切符を獲得した石川の注目度はここにきてさらに上昇。今季初優勝したミズノよみうりクラシック最終日の瞬間最高視聴率は昼間では異例の21・4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)をマークした。

 初日の16日からは臨戦態勢で、石川に動きがあれば、放送枠以外でも、生対応で随時中継していく予定。トイレタイム以外は、石川に3台のカメラが張り付くことになりそうだ。北村プロデューサーは「世界の壁に立ち向かう石川選手の戦いのすべてを伝えたい」と意気込みを口にしていた。