プロゴルファー石川遼(18=パナソニック)が、賞金王による来季マスターズ出場権獲得にこだわりを見せた。9日、上海開催で17位に入った世界選手権シリーズ・HSBC選手権から帰国。羽田空港で会見し「世界ランクは後からついてくるもの。賞金王でマスターズに行きたい。数少ないチャンスを逃したくない」と強い決意をみせた。
石川は8日付の最新世界ランクで36位から自己最高34位に浮上。35位のままの池田勇太を抜いて、再び日本人最高位となった。今後、日本ツアー残り4戦すべてに予選落ちしても「09年末時点の世界50位以内」での、来春のマスターズ出場権獲得の可能性は高い。
しかし、世界ランクは他選手の動向に左右されるもの。それよりも、石川は同出場権の1つ「特別招待」に慣例で適用されてきた「前年日本ツアー賞金王」こそ“自力出場”の証明だと考えている。
現在賞金ランクは首位池田に約60万円差の2位。「経験が浅いので、怖いもの知らずがあってもいい。ここまで来たら恐れるものはなにもない」。重圧のなさも強みに、最高のフィナーレに向け歩みを進める。【阿部健吾】

