宮里藍は4バーディー、2ボギーの70だった。

 前週、今季最高の17位に入った宮里藍が上々のスタートを切った。「いい感触でずっときている」と白い歯を見せた。

 夜露にぬれて重いグリーンに前半は苦戦したが「ショットの調子はいいし、パット自体も悪くない」と気持ちを切り替えた。2メートルにつけた10番で最初のバーディーを奪うと12番は3メートルのパーパットを沈め「大きかった」。ピンチを切り抜けた後はバーディーを重ね、17番では7メートルの長さを沈めて拍手を浴びた。

 パットに復調の気配が見えた第1日。それでも「また入らないときもあると思う。油断せずに丁寧にやりたい」と練習グリーンへ向かった。