富村真治(24=ザ・カントリークラブ・ジャパン)が初の全英オープン出場権を獲得した。

 6アンダーの11位タイから出ると「絶対抜いてやろうと、リーダーボードを探してラウンドしていた」という言葉どおり、6バーディー、1ボギーの猛チャージ。17番パー4では第2打をピンそば50センチに寄せるスーパーショットも見せた。通算11アンダー、277で3位タイに食い込んだ。

 昨季は賞金シード獲得を逃し、QTランク35位の資格で参戦。オフは大胆なスイング改造だけでなく、歩く姿勢から見直した。

 「飛距離も伸びて、ゴルフの質が変わりました。アイアンは音も変わったし、ひと番手は違う」と成果を実感している。7月の大舞台に向け「今なら高い球でも切り裂いていける。すごく楽しみです」と笑顔で話した。