松山英樹(23=LEXUS)が14年6月以来となる米ツアー2勝目を挙げた。最終18番で劇的なバーディーパットを沈めて4バーディー、ノーボギーの67で回り、通算14アンダー、270でホールアウト。一時は自信を失いかけたパッティングで粘ってリッキー・ファウラー(27=米国)とのプレーオフに持ち込むと、4ホールに及ぶ死闘の末に競り勝った。3勝の丸山茂樹に次いで2人目となる日本人の米ツアー複数優勝を達成。日本男子初のメジャー制覇、8月のリオデジャネイロ五輪へ夢は膨らむ。
-どの辺から意識したか
松山 15番で2打差になって、16番でバーディーを取れなかった時点で、今年も無理かなと思った。
-(正規17番で)ファウラーが池に入れた
松山 まさか池と思っていなかったんで…。ああいうティーショットがあって、救われた印象はある。
-勝った一番の要因は
松山 やっぱりパット。
-ビッグ4(スピース、デー、マキロイ、ファウラー)の活躍について
松山 刺激になる。僕もそういう存在になれるように、練習していきたい。
-1勝目との違いは
松山 長かった分、久々に優勝したな、と。終わり方が負けた人みたいなパターでしたけど。
-メジャーに向けては
松山 そこを目指して頑張りたいというのはあるけど、それまでに何試合もある。その中で課題を克服していけるかどうか。まだやるべきことは多いと思う。