ノーザンファーム早来:サラキアの22

父エピファネイア、牝、2月22日生まれ、428キロ、池添学厩舎入厩予定。

祖母は独オークス馬。ドイツが誇る「Sライン」の名血統。母は古馬になってから本格化し、5歳秋にエリザベス女王杯と有馬記念で2着に激走した。叔父サリオスはデビュー3連勝で朝日杯FSを制し、皐月賞とダービーで2着。早期活躍も十分イメージできる。馬名はサンタンドレア。

山根健太郎厩舎長「早ければ7月ごろの移動イメージをもって、心身ともに成長が必要かなというジャッジで調教をしています。成長過程はいかにもこの血統のゆっくりなイメージ。それほど速い調教は求めず、成長を殺さないように進めています。お母さんはすごく切れのある小気味のいいリズムでのフットワークが特徴でした。お母さんによく似た走りのリズムです。ストライドというよりは、しっかりとしたかき込みで走るような動きがこの馬の良さかなと思っています。成長が追いついてくれば、かなりいい走りができそうだと期待しています。使いだしはそれほど早くないかと思います。エピファネイアの気持ちの強さというのが出ているので、お母さんの走った距離より短いかな、というイメージ。マイルから2000メートルくらい。2000メートルを我慢できたら」

※取材は3月21日。