プロ3年目でツアー未勝利の永峰咲希(21=ニトリ)がツアー自己ベストの66で滑りだした。

 「最近ずっと(勝負どころで)アクセルを踏んでいく調子じゃなく、様子を見ながらという感じでした。でも、今日は意識をちょっと変えました。ショットの際、シャット(クラブフェースが閉じた状態)でテークバックしていたのを、そうならないようにしたら、久々にアイアンがビタビタ(ピンそばに)つくようになった」

 前半アウトで4バーディー。後半は出だしの10番でドライバーショットを右にOBしてダブルボギーをたたいたが、その後4バーディーと巻き返した。

 現在賞金ランク20位で来季シードは確実。自己最長の3戦連続トップ10入り中と波に乗りつつある。「あと少しティーショットを調整して、確実にフェアウエーにおけるようになれば、チャンスはあると思います」。優勝争いに意欲を見せた。