池田勇太(30=日清食品)が7バーディーと量産、この日のベストスコア66をマークして、1打差6位から首位タイに浮上した。

 前半アウトは3アンダーペースから9番をボギーとして34。後半インは32で一気にチャージした。「ショットが好調を維持しているし、後半は特にパットがよかった。前半の最後につまずいたけど“昼休み”が入ったのが、ちょうど良かったですね」

 今大会は午前、午後組に分かれておらず、ハーフターン時に30~40分ほどの待ち時間が生じる。池田は前半アウトがボギー上がり。後半インのスタートまで、ロッカーで軽く昼寝をして気分を変えた。

 「前半がバーディー上がりなら、待たずにそのまま行きたいと思う時もあるけど、今日はボギー。(昼寝とかの気分転換が)うまくはまってくれた感じ」

 第1日は終盤8番にダブルボギーをたたいたことでホールアウト後の表情はさえなかったが、この日はご機嫌。「昨日のダボだけだね」と残り2日の優勝争いに自信を見せた。