男子ゴルフの世界ランク5位、松山英樹(24=LEXUS)が1日(日本時間2日)、フェニックス・オープン(2日開幕、アリゾナ州TPCスコッツデール)のプロアマ戦に出場した。

 前半はパットが好調。4、5番と立て続けに長いバーディーパットを沈めると、7番では約3メートルをねじ込むナイスパー。続く8番でも再びロングパットを決めてバーディーを奪い、ハーフは合計13パットにまとめた。

 スタンドに囲まれた16番パー3では、大ギャラリーの盛り上がりを促すジェスチャーを見せるなど、ディフェンディングチャンピオンの貫禄を漂わせた。プロアマ戦とはいえ今年からDJも加わるなど、ますますエンターテインメント化が進む名物ホール。前日1月31日には「おもしろいんじゃないですか。(グリーンに)乗れば楽しいし、乗らなかったら恥ずかしいし。(さらに)そこから寄せられなかったら、泣きそうになりますよ」と笑っていたが、8番アイアンで放った第1打は、しっかりとグリーンを捉えた。

 昨年米ツアー2勝目を飾ったプレーオフの決着ホール、17番でもきっちりとバーディー。終了後はドライビングレンジ、アプローチ練習場、パッティンググリーンと調整して引き揚げた。

 ダニエル・バーガー、15年大会優勝ブルックス・ケプカ(ともに米国)と同組の予選ラウンド第1日は、10番から午前8時6分(日本時間3日午前0時6分)にティーオフとなる。