前週優勝の今平周吾(24=レオパレスリゾートグアム)は3バーディー、2ボギーの71で回り、通算3アンダーの213で第1ラウンド90位発進から10位まで浮上してきた。

 「風にやられた」というボギーを悔やみつつ「耐えながらでもアンダーパーだったのでいいかな」と及第点をつけた。前週はツアー初優勝を飾り、翌日は全米オープンをかけた予選でプレーオフを含めて37ホールをプレー。さすがに体は悲鳴を上げかけたが、一昨日に初めて体験したというはり治療で「結構、楽になりました」。首や背中の張りが気にならなくなり、本来のプレーを取り戻しつつある。

 2年連続の全英切符がかかる4位以内とは3打差。「今日60台を出さないとダメかなと思っていたけど、風が強かったから、意外とこの位置でも狙える。狙っていきたいですね」と意欲をのぞかせていた。