この日のコースは32・3度で、コース上はそれ以上の焼け付くような暑さとなった。

 6バーディー、ノーボギーの通算8アンダーで首位と1打差5位につけた青木瀬令奈(25=三和シヤッター工業)は「夜にスイカを食べるのが、夏バテには1番」と暑さ対策を明かした。

 この時期、試合のある日は、夜にスーパーでカットしたスイカとフルーツジュースなどを買って食べているという。7アンダーで8位につけた有村智恵(30=日本HP)は、夏場の暑さを見越して、今オフに初めて東南アジアのタイで合宿した。「今年の夏を乗り切るために、初めてタイに約3週間行きました。これまでは、ずっと米国で合宿をしていたけど、暑さへの免疫ができない。湿気の中で練習をして、頭を使うスポーツなので、集中力を切らさないようにした」と話す。タイの合宿で、糖分を摂るなど、夏を乗り切る対策も学んだ。「賞金シードのもっと先にいきたい。TOTOにもリコーにも出たいので、それには優勝するのがいいんだろうな」と、12年の日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯以来のツアー14勝目を見据えていた。