AIG全英女子オープン優勝の渋野日向子(21=RSK山陽放送)が4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72で回り、通算1アンダーで予選カットラインぎりぎりの位置でホールアウトした。

この日は、六車日那乃、吉沢柚月のアマチュア2人とラウンド。前半は4番から3連続バーディーを取った後、7番パー3でボギー。2つスコアを伸ばして迎えた後半11番パー4で3オン、3パットのダブルボギー。17番でバーディーを奪い、2アンダーとしたが最終18番でボギーと、結局スコアを伸ばせなかった。

終了時点では52位と予選落ちの状況で「4つまでいったのに、伸ばしきれなかったのは本当に情けない。予選落ちはショック。泣きそう」と言った後、目に涙があふれ「すみません」。

残り3試合で賞金女王を争う中で、自分のふがいなさに「残り3試合で一番やっちゃいけないことをやってしまった。(賞金女王は)自分にはほど遠いな。残り2試合で、もう賞金女王は私の口から言っちゃいけない言葉」と事実上の終戦宣言まで飛び出した。

「残り2試合でしっかりトップ争いして、しっかりトップ10内に入れるようにしたい」と声を絞り出していた。