<米男子ゴルフ:全米オープン>◇プレーオフ◇16日(日本時間17日)◇米カリフォルニア州サンディエゴ、トーリーパインズGC南コース(7643ヤード、パー71)

 左ひざ手術からの復帰戦となったタイガー・ウッズ(米国)がロッコ・ミーディエート(米国)とのプレーオフを制し、6年ぶり3度目の優勝でメジャー通算14勝目を挙げた。優勝賞金は135万ドル(約1億4600万円)。

 メジャー通算14勝はジャック・ニクラウス(米国)の18勝に次ぎ歴代2位。米ツアー今季4勝目で通算65勝となり、ベン・ホーガン(米国)を抜き、82勝のサム・スニード、73勝のジャック・ニクラウス(ともに米国)に次ぐ歴代3位に浮上した。また、この勝利でメジャー4大会をいずれも3度以上制する「トリプル・グランドスラム」を達成した。

 プレーオフはストロークプレーで争われた18ホールで2人がイーブンパーで並び、サドンデス方式の19ホール目(7番、パー4)に突入。このホールでウッズはパー、45歳5カ月で大会史上最年長優勝を狙ったミーディエートはパーパットを外し、優勝が決まった。