新人女子プロゴルファーの竹村真琴(19)が29日、姉千里(22)とともに所属先のJTB西日本・大阪本町支店で1日店長を務めた。美人ルーキーとして注目されながら、開幕から3戦連続で予選落ちと苦しむ真琴は、先週のオープンウイークに千里から「まだ先があるんだし、気にしないでやれば」と励まされたという。3戦目のTポイントレディスでは、わずか1打差で決勝進出を逃したが「自分らしくなってきた」と、復調への手応えも徐々につかみつつある。キャンピングカーでツアーに帯同予定だった父浩一さんも、関西圏以外の試合への“遠征”を自粛し、娘に伸び伸びとプレーしてもらうつもり。

 次戦は4月2日開幕のヤマハレディースオープン葛城(静岡・葛城GC山名C)に出場する真琴は「焦り過ぎてもだめだし、考えすぎずにやりたい」と、気持ちをリセットしての再出発を誓った。