コカインを吸引したなどとして、麻薬取締法違反(使用、所持)の罪に問われたオーストラリア国籍のプロゴルファー、ウェイン・ライオネル・パースキー被告(36)に、千葉地裁(細谷泰暢裁判官)は27日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。

 検察側は「これまでにコカインを3回購入し、薬物に親和性がある」と主張。弁護側は、ツアー参加で1年の大半を海外で過ごす生活について「家族と離れているプレッシャーがあった。これからは妻が監督する」として、執行猶予を求めていた。

 起訴状などによると、パースキー被告はツアー出場のため来日していた10月22日ごろ、千葉市中央区の飲食店でコカインを吸引したほか、コカインの粉末約1・25グラムを所持したとしている。