<米女子ゴルフ:ピュアシルク・バハマ・クラシック>◇第2日◇25日◇バハマ・パラダイス島オーシャンクラブGC

 大会前の豪雨の影響により12ホール(パー45)に短縮された第1ラウンドの残りと第2ラウンドを行い、宮里美香は2バーディー、ボギーなしの43で回り通算5アンダーの85で首位と4打差の12位につけた。

 風の影響がより大きい海沿いのコースで、宮里美は強い潮風にもショットのさえを失わなかった。豪雨で日程が変わり、消化ホールも変則の2日間、計24ホールをボギーなしでこなし「いいパーセーブもできた。評価したい」と胸を張った。

 スタートの10番(パー4)で第2打を1・5メートルにつけ、6ホール目の11番は4メートルを沈めていずれもバーディー。終盤にはパー3の2ホールでグリーンを外したものの、どちらも1メートル以内に寄せてパーを拾った。

 1日12ホールの戦いは初めて。ペースをつかみにくく「変な感じ。でも逆にあまり考え過ぎず、気楽に回っているのがいい」とおおらかに構えたのが功を奏した。

 最終日は使うホールが変わり、同じ12ホールでもパー47となる。「とにかく楽しく回りたい」。今季が米ツアー本格参戦5年目で、昨年は初勝利も挙げた。少々のことでは動じないたくましさで挑む。