<女子ゴルフ:ベルーナレディース杯>◇初日◇4日◇群馬・小幡郷GC(6379 ヤード 、パー72)◇賞金総額6000万円(優勝1080万円)

 欠場予定から急きょ参戦を希望し、主催者推薦枠に滑り込んだ古閑美保(25=キリンビバレッジ)が3アンダーの8位で発進した。4バーディー、1ボギーの69をマークした。プロ野球ロッテ西岡剛内野手(23)との交際で注目され、テレビ番組でも「すぐにでも結婚したい」など大胆発言。師匠の清元登子プロ(69)から猛省を促され、ゴルフだけに集中している。茂木宏美(31)が7アンダーで単独首位に立った。

 まずまずのスタートにも、古閑は浮かぬ顔だった。「先週と同じでパットに苦しんでいる。ショットがいいから余計にパットの悪さが目立つ」。15番では2メートルのイーグルパットを外し、最終18番でも2メートルのバーディーパットに失敗した。「あの距離でカップをかすらないのだから、シンをとらえられていない」。この日のパット数は31を数えた。

 今大会は休む予定だった。しかし「先々週も欠場したし、試合勘が鈍る」と主催者推薦で出場資格を得た。だから結果を残したい。熊本在住の清元プロも駆けつけ、付きっきりで指導している。清元プロはロッテ西岡について、テレビ番組で過激発言した古閑をしかったという。「気持ちが浮ついている。全面的にあなたが悪い。世の中には通らないものがある」。

 これを機に古閑の中で何かが変わった。交際に関しては貝になり、当然のことながらゴルフに集中。一方で清元プロは、あの発言で2人の仲がこじれるようなことはないと温かく見守っている。肝心のパットの方も「きのうより今日の方が良かった」と評価した。古閑は「打ち方どうこうより、最後は自分で気づくしかない」と言う。パットが入れば優勝争いはできると確信して、今季2勝目を取りにいく。【三角和男】