不倫スキャンダルで大会出場を自粛中のタイガー・ウッズ(米国)が、マスターズ(4月8日開幕、オーガスタ・ナショナルGC)出場へ臨戦態勢に入った。

 11日ニューヨーク・ポスト紙が、米ツアー、アーノルド・パーマー招待(25日開幕、フロリダ州オーランド)から復帰する見通しとの記事を掲載した。同大会で過去6勝を挙げており、プロ転向後の96年以降欠場は1度もない。大会運営はウッズがマネジメント契約を結ぶIMGで、報道陣の規制も容易になる。「ウッズは先週、大会コースをどう攻略するか、関係者らと作戦を練った」との関係者のコメントを添えた。

 一方、AP通信はウッズの近い関係者2人の証言として、マスターズを復帰戦に計画していると報道した。同大会はメディアの数を規制し、ロープ内に報道陣が入ることも禁止していることなども理由に挙げた。

 復帰戦の情報は錯綜(さくそう)しているが、いずれにしてもウッズが、マスターズに照準を合わせて最終調整に入ったことは間違いなさそう。2月28日にアリゾナ州でのリハビリ治療を終え、フロリダ州オーランドの自宅近くのコースで本格的な練習を再開。今週初めにはコーチのハンク・ヘイニーも合流したという。さらに世界中の注目を集める復帰戦に備えて、ブッシュ前大統領や、薬物使用告白から球界復帰した米大リーグ、カージナルスのマーク・マグワイア・コーチのコンサルタントを務めたアリ・フライシャー氏を雇ったという。

 米国の専門局「ゴルフチャンネル」は、この日開幕したCA選手権そっちのけでウッズ関連の映像を流し続け、米CNNも同じニュースを繰り返し取り上げた。ウッズ復帰へいよいよカウントダウンに入った。