三井住友ＶＩＳＡ太平洋マスターズで史上３人目のアマチュア優勝を飾った松山英樹（１９＝東北福祉大２年）が１５日、亡きセベに恩返しを誓った。ダンロップフェニックスは明日１７日、宮崎・フェニックスＣＣで開幕。１５日は優勝の翌日１４日から２日連続で１８ホールの練習ラウンドを敢行した。

　５月に死去したセベ・バレステロスさん（享年５４）からはマスターズのベストアマを祝福する手紙をもらった縁がある。今大会には１９回出場し、２０歳７カ月の最年少記録をつくった７７年、８１年と２度優勝。クラブハウスには追悼コーナーが設けられ、その中に、大学に保管されていた松山への手紙も飾られていた。

　「Ｇｏｏｄ

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　ｌｉｆｅ（あなたのゴルフ人生に幸せあれ）」で締められた死直前の祝福の手紙。松山は「手紙をもらって、すぐ亡くなって…。あらためて見て、気合入れて頑張ろうと思った」とメジャー５勝の亡き英雄に思いをはせ、最年少優勝記録の更新を胸に秘めた。【田口潤】