<男子ゴルフ:カシオ・ワールドオープン>◇第2日◇29日◇高知・Kochi黒潮CC(7316ヤード、パー72)◇賞金総額2億円(優勝4000万円)

 史上初のルーキー賞金王へ向け、賞金ランク首位を走る松山英樹(21=東北福祉大)が、6バーディー、ノーボギーの66をマークし、通算6アンダー138の首位に立った。

 賞金ランク4位で松山を追う小田孔明(35)が、同6アンダーで首位に並ぶ。

 小田孔が得意のコース、得意の冬場で本領を発揮した。技術に定評があるアイアンがさえ、1イーグル、6バーディー、2ボギーの66をマーク。松山と並ぶ首位に「このコースは距離感がつかみやすい。いいショットをすれば硬いグリーンでも止まりますから」と満足げ。逆転賞金王の可能性も数字上は残っているが「難しいでしょ。松山も試合に出ていて、稼ぐわけだから。でも上を目指せば、賞金ランク2位はついてくる」と話した。