日本ゴルフツアー機構(JGTO)は15日、来季の日程を発表した。ツアー競技は今季より3試合増の27試合(うち海外3試合)となった。新規大会はISPSハンダグローバル杯、ミュゼプラチナム・オープン、本間ツアーワールド杯。マレーシアでのバスコリー・クラシックがアジアンツアーとの共催となり、今季は中止となったタイ・オープンも来季は開催される。賞金総額は今季より2億2386万円増の34億7750万円(1ドル=115円換算)。つるやオープンは来季開催しないが、16年に復帰する見通し。トーシン・トーナメントも日程表から姿を消したが、来年2月をメドに継続への道を探る。

 男子ツアーの試合増は5年ぶり。山中博史理事は「少しホッとしている」としながらも「空いている週もあるし、1月から3月の使い方も問題」と話す。逆境が続いていたが、風向きが変わる兆しかもしれない。