オートバイのロードレース世界選手権で、最高峰クラス7度の優勝を誇るヤマハのバレンティーノ・ロッシ(31=イタリア)が5日、第4戦イタリアGPのフリー走行で転倒し、右足を複雑骨折する重傷を負った。医師によると、骨が見えるほどの激しい折れ方という。最低2カ月、6戦の戦線離脱は避けられないもようで、総合3連覇は極めて厳しい状況となった。モトGP予選は青山博一(ホンダ)が10位、ペドロサ(同=スペイン)がポールポジションだった。